鉄は熱いうちに打て

概念をおいしくいただきながら、とにかくどデカい感情をぶつけるオタクです。

(後編)コロナ禍で溜まったすべての感情がIDOLiSH7の単独ライブで一気に爆発しちゃった話

どうも、こおりおこです。こちらは後編になります。

ここまでお読みいただき、誠ににありがとうございます。

前編・中編まだ読まれてない方々にはぜひこちらのリンクをチェックしていただきたいです ↓ ↓ ↓ 

では宣言どおり、後編ではライブでできた素晴らしき思い出を曲紹介とあわせて書いていきます。

ーOp.7について語ろう(セトリのネタバレあり)

それにしても、アイドルはやはり健康にいいですね(いきなりすぎる始め方)。

多様な音楽ジャンルで泳いでいますが、アイドルにしかできないことはあると信じていますし、今回もこれを再認識したというか。

筆者は昔、三次元アイドルの沼にいくつか浸かってきましたが、訳あって抜けることになりまして(今後話に出てくるかもしれませんのでしばらくお預けで)、そして長いときを経て、IDOLiSH7というグループにたどり着きました。二次元コンテンツだけど、彼らは正真正銘のアイドルだ。これは胸を張って言えます!!!

 

では、ここからはライブで、自分的に刺さったところを語るというコーナーに入ります。筆者はライブ参加後すぐ記憶が飛ぶタイプなので、今回アーカイブが一週間もあって本当に助かる。

しゃべりすぎちゃうと逆に好奇心が失われることもあると思いますので、今回は個人的にどの曲のどこのフレーズが刺さったか、それだけを語りたいと思います。ちなみに紹介の順番はセトリとあんまり関係ありません。

 

曲紹介に入る前に、もう一度配信情報のサイトを載せますね。興味のある方々はぜひに!!22日公演は30日まで視聴可能、23日公演は31日まで視聴可能です。

NAGISA Night Temperature

ハイ、今回の大賞はこちらの曲です(個人的採点)。マジで天才だった。2日間もセトリに入れてくれてありがとう!大好きすぎて初日見ただけでもう振り付け覚えてる・・・怖いですね。記憶がいつも飛ぶ人が振り付けまで覚えちゃうなんて、そのやばさが伺えますね(自分で言うな)。

これもまた自分的に思い入れがある曲で、この曲が筆者をアイナナ沼に引きずりこんでくれたといっても過言ではない。次元問わず、アイドル好きの方々にはぜひこの曲を聴いてほしい。夕暮れ時の渚、少し微熱で少しひんやりしてる恋のじれったさ、それを歌っているアイドルの尊さ、目いっぱい楽しめます。

そしてこの曲の、メンバーの和泉一織くんソロパートにある「にじり、にじり、指先接近」は筆者の声に出して読んでみたい日本語大賞に受賞中である(わかりにくい)。お聴きいただければ、きっと「くぅぅぅ~~~~!」ってなりますので、ぜひ!!!

Everything is up to us

こちらは今回発売されたセカンドアルバムの新曲です。とにかく曲の構成がすごく壮大で、サビになると「これはなにかの国歌斉唱か?」というほどスケールが大きい。

そして何より刺さったのは、「世界が夢見る 国境ない 一つの音色(おと)」というフレーズです。IDOLiSH7の音楽、国境まで越えようとしてる、というかもう越えてる!こうして今日海外配信見れるのも、彼らの音楽を聴けるのも、世界中のファンのために頑張っているIDOLiSH7とスタッフさんたちのおかげです。ありがとうアイナナ。

ナナツイロ REALiZE

MV初見から本当にこの曲がすっごく好きでした。「世界中の涙を 虹に変える日まで」、これを聴いたときは、ライブが楽しみで楽しみで仕方が無かった日々たちや、泣く泣くライビュをやめる昨夜のことや、そして今純粋に楽しくライブを楽しんでいる自分、いろんな思いがフラッシュバックして、涙が出ました。涙はIDOLiSH7のおかげで虹になりました。

そしてみなさんお気付きでしょうか、筆者は””世界中””に関する歌詞に非常に刺されやすいのです。自分が海外勢であることに関係あるかはわかりませんが、とにかくすきです。

PARTY TIME TOGETHER

こちらは2日目のみ披露された曲です。なんと、発売されたバージョンではなく、クリスマスバージョンを披露してくださいました!!冬にピッタリな音、聴いててとにかく心地良いのです。どうかいつか音源を販売してください!金は出しますので!

そして念願の和泉一織による「教えてキミのNo.1 大切にしてるモノ」、これもまた健康にいいんですよ・・・。アーカイブずっとこのパートを観てた。

ハツコイリズム

最初に音源で聞いたときは、「とてもアイドルらしく、そして優しく歌い上げるバラード」という印象しかなかったのですが、今回のライブで観ると、「ああこれはライブ化けする曲だ」とわかりました。マジでライブ化けしました。

センチメンタルな曲調、丁寧に語るように歌うアイドルの歌声、エモエモのスクリーン演出、これだけで涙があふれてくる。ハツコイリズム、いい曲だ。

Everyday Yeah!

こちらの曲は、前に紹介した「NAGISA Night Temperature」という曲と同じ作詞家・児玉雨子先生に作っていただいた曲です。この曲の歌詞に関しては、本当に全体的に大好きです。一つだけあげさせてもらうと、七瀬陸くんの歌う「君しか知らない君の物語」、このフレーズはほんとうに、歌詞とメロディがすごく絶妙にマッチしていて、そしてこれを軽やかに歌う陸くんもすごさが半端じゃない。絶対難しいよこれ・・・さすがセンターだ!!!

MONSTER GENERATiON

アイナナ好きには語らずにはいられない曲だ。それをアンコールの最後に歌うの、本当にずるい。こんなの泣きますよ。ストーリーのネタバレは伏せますが、とにかくこの曲はIDOLiSH7にとってすごく大事な曲です。聴いていると、知る由もない未来が目の前に広げられた感じがしてきて、不思議です。そんな「未来」を感じさせる曲です。聴いたら心に希望が満ち溢れてくるし、何度聞いても「いい曲だな・・・」としみじみさせるスルメ曲。

 

ー最後に

今回は初めての記事連載として、「コロナ禍で溜まったすべての感情がIDOLiSH7の単独ライブで一気に爆発しちゃった話」を書きましたが、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

軽く紹介しようと言いつつも、数えたら7曲も紹介してしまいました。これがオタクの性です。まあ筆者自身も、「話が長すぎる」という悩みからこのブログをはじめたわけですし、ちょうどIDOLiSH7の7で終わるのも大変うれしいですので(オタクの小さな喜び)、今回は良しとしましょう。

初めての執筆で、長文かつ乱文ができてしまい申し訳ありませんが、共感できる点や面白いところがあったら幸いです。それでは、また次回お会いしましょう。

 

 

 

(中編)コロナ禍で溜まったすべての感情がIDOLiSH7の単独ライブで一気に爆発しちゃった話

どうも、こおりおこです。

こちらは中編になります。前編から来た方々、お読みいただきありがとうございます。

前編まだ読まれていない方々は、こちらのリンクからお読みいただけます。

では本文、続きます。

ー会場の熱気を肌で感じたライブ本番ー

前に話したように、ライビュを諦めて配信に切り替えましたが、気持ちの整理がなかなか付かず、ライブを楽しむとか、全然それどころじゃなかった。申し訳ありませんでした。

しかし、幕が上がり、「Discover...見つけにゆこう」センターの陸くんの歌声が会場に響き渡った瞬間、悩みは完全に吹っ飛ばされましたし、「あぁ、もしかして私本当に会場にいた!?」という錯覚すら起きていました。それでやっと「現地じゃなくても、ライビュじゃなくても、自分はこのライブにちゃんと参加している。観客の一員だ。」という実感が湧きました。

ひとつ言い忘れましたが、筆者が今まで見たオンラインライブは、すべてが配信に特化したオンラインライブでした。配信ならではの演出や見せ方をしてくれたりするので、すごく良い経験でしたし、何よりアーティストたちがリスナーにライブを届けようとする気持ちがいちばんうれしかった。

話を戻しますと、そんな配信限定ライブにしか参加したことが無い私にとって、今回「IDOLiSH7 LIVE BEYOND "Op.7”」のような有観客ライブの配信は完全に”初めて”なのである。まあ配信ライブは観たことあるし、有観客のライブでもそんなに変わらないだろうと思っていましたが、全然違いました。違いがありすぎて衝撃だった。(配信限定のライブと有観客ライブの配信の中に、どれがいいかっていうことはもちろんありません。)

 

今回のライブについてなにが言いたいかって言うと、

これは、現地、映画館、おうちで見ているすべての人を、誰一人残らずすくってくれるスーパー金魚すくいだ!!!(例えが変)

感想はぐちゃぐちゃだけど、とにかくすくってもらえたし、救われました。

 

配信というものは、コロナによって生まれたというか、コロナで普及し始めたものではありますが、永遠に続いてほしいくらい、普通にすごくいい文化だと思いました。(しかし、配信があると運営や主催者のお仕事はさらに大変になるのは重々承知です。)

元々、こういう有観客ライブの配信って、観ていると「何で私現地にいないんだ・・・」という劣等感が生まれるじゃないかなって勝手に思っていました(ひねくれオタクですみません)。

しかしそうじゃなかった。不安や劣等感は会場の熱気によって蒸発し、どっか行っちゃいました。だってみんな平等だ。みんな同じライブに参加してる。おうちにで視聴する人は声だして叫んだり(筆者はずっとソファ叩いてました)、現地と映画館で観てる人は心の声や拍手で応えたり、みんなこのライブを応援しているのだ。

それから、マイナスな気持ちが消えて、筆者が感じたのはひたすら”””楽しさ”””だった。まだまだ絶賛余韻継続中ですので、「楽しい」「尊い」「ありがとう」「アイナナに出会えてよかった」という言葉たちしか出てきませんが、とにかくすごく幸せです。ファンのネガティブな気持ちをひっくり返して、ポジティブな幸福感に変える、それがIDOLiSH7の音楽とパフォーマンスだ。今回改めて感じました。

こうしていろんな感情が爆発して、解決されて、すごく清々しい気持ちになりました。

 

悩みや苦しみがなくなり、そんな私はスーパーオタクモードに入りました。なので話はまだ終わりません。

次回はオタクの本領発揮をします。どデカい感情をぶつけまくります。

(後編に続く)

(前編)コロナ禍で溜まったすべての感情がIDOLiSH7の単独ライブで一気に爆発しちゃった話

どうも、こおりおこです。

早速ですが、この度配信という形で参加させていただいたライブーーIDOLiSH7 LIVE BEYOND "Op.7”の話をしてみたいと思います。話自体が大きすぎて、ていうかごく個人的な話になってしまいましたが、もしよろしければどうぞお付き合いください。

 

まずは、IDOLiSH7 LIVE BEYOND "Op.7”、完走おめでとうございます!!!!!!!

2022年1月22日・23日、本当に最高に楽しかった。今回のライブにあたり、メンタルが爆発しては救われて、この記事を書いてる今はすごい清々しい気持ちでいます。心が浄化された。やっぱりアイナナは健康にいいですね。

 

きわめて個人的な話ですが、今回のライブを経て、「ああこれは

”誰一人取り残されないライブ”

だな」、と私は感じました。そして救われました。アイナナに救われた命はまさにここにあります。

なので、この「誰一人残されないライブ」というテーマを中心に、今回のライブについて書いてみたいと思います。

ー待ちわびたライブビューイングをキャンセルするー

今回のライブ、IDOLiSH7 LIVE BEYOND "Op.7”を簡単に説明しますと、この公演は「アイドリッシュセブン」(通称”アイナナ”)というコンテンツの中に、IDOLiSH7というアイドルグループの単独ライブである。ライブ公式サイトを用意しましたので気になる方はぜひ ↓ ↓ ↓

そしてこのライブは、さいたまスーパーアリーナにて現地開催・映画館でのライブビューング・ライブストリーミング(配信)、または海外のライブビューイングと配信も実施されています。それぞれの需要にピッタリと沿った公演ですね。世界中のアイナナファンが楽しめるなんて、海外勢としては大変うれしい。本当にお世話になりました。

そして前に書いたように、筆者は海外配信という形での参加となりましたが、元々はライブビューイング(以下、ライビュと略す)で参加するつもりでした。待ちわびたライブ、海外からでも映画館で大画面で楽しめる、なんておいしいライブだ!?と迷わずチケットをポチりました。現地参加は無理だけど、ライビュもそれなりに臨場感を感じれるから当然ライビュ一択!という考えだったので、配信のことは考えていませんでした(ごめんなさい)。

チケットを買ってまもなく、2022年を迎えましたが、そこから不安が一気に積み上げられた。原因はやはり、コロナの感染状況です。もはや今生きる全人類がわかる答え。年明け早々、日本限らず私の住む国の感染状況もひどくなってきて、「ライブの無事開催できるように、ライビュが中止にならないように・・・!」と、祈らない日はなかった。自分の日記をめくると、ほぼ毎日「今日も雲行きが怪しい・・・無事開催してくれ・・・!」という謎の落書きがありました。ライブの亡霊になりかけていましたね。

そんな悩んでいる中、アイナナ運営もたくさんの対策をしてくださって、有観客での開催を予定しているという告知がありましたが、これは本当に心強かった。ただし、ライブの開催、参加にはもちろん、皆それぞれの考え、事情があるわけです。

ライブ初日の未明、私は泣く泣くライビュのチケットをキャンセルしました。元からパッと映画館に行って、見終わったら真っ直ぐ帰る、というつもりでいましたが、家族のことや感染状況を考えて、映画館に行くことすら難しいかもと判断し、「行かない」という選択をしました。「しょうがないよ」と決め付けて諦めること大嫌いな自分にとっては、かなりの苦痛だ。けれど、これは本当にしょうがないんだ。

チケットの払い戻しをして、それから元々チケット代に当てるお金を、すぐに配信の2日通し券に注ぎ込みましたが、ライビュに行けないのやはり悔しい。悔しすぎて布団の中で泣きそうになった。

ーライブに行けない悔しさ、この2年間でもう十分知っているのにー

少しだけ話を逸らせますが、布団で泣きかけたことに自分もびっくりしました。そもそもどうしてこんなに悔しがってるのか。2020年の頭から、ライブにずっといけなかったじゃないか。ライブにいけない悔しさなんてもう十分味わって、そろそろ慣れてきたじゃないか。

いや、それは違う。ずっと同じ強度の連続パンチを、何度でも食らうのだ。

筆者はロックバンド界隈でもオタク活動をしていて、2019年にようやく日本へライブに参加できたのです。いわゆる遠征です。

あの頃は時間的にも、金銭面にも比較的に余裕があったので、何回か遠征しました。そこから2020年に入って、コロナでとうとう物理的に「行けない」状況になりました。しかしこんな状況でも、この2年間、大好きなバンドはライブ活動を続けようとしていて、配信ライブも何回か開催してくれてて、本当にそれ以上うれしいことはないけど、有観客ライブがあるたび、「自分は行けない」という現実にまた向き合わなきゃいけないのです。

これは行けない、あれも行けないという状況が2年間続くと、心もかなり磨り減っていく。配信専用のライブを観るたびに「わー!やっぱりライブは楽しいなー!」と、少しメンタル回復させていただいても、痛いものは痛い。

私のやれることは、新曲や円盤やグッズなどが出たら買う、そのくらいなんだし、それ以上でも以下でもない。なぜなら、それ以下だと好きな音楽に触れなかったら心はより磨り減るから。そしてそれ以上だと、今の私にはどうにもできない。一番肝心な「ライブ」はどうしても参加できないのだ。

そしてこれだけ悔しい思いをして、別ジャンルでも悔しさのパンチにやられる。なんていう学習しない人間なんだ私は。

やっと感染状況がだんだん落ち着いてきて、有観客ライブもライビュもちゃんとした対策があればやれそうな感じになってきたのに、「またこれかぁ」と嘆きながら今回も悔しさのパンチを食らう。

仕方なく諦めることはもう勘弁なのに、自分がライブというものが好きすぎたせいでまた辛い思いをするんだと、自分を責めはじめた。これもまた仕方が無いのだ。

ライビュを諦めたあの夜は、これから2日間観る配信のことすら、頭には無かった。

(中編に続く)

初投稿

はじめまして、こおりおこと申します。

ブログ名の下にある説明のように、筆者は一介のオタクです。

 

軽く説明させていただきますと、私は日本のエンタメ文化にあるさまざまなジャンルの海で泳いでいる、海外在住外国人です。外国人だからそりゃ日本語うまく書けないわっていうハンデをもらうつもりは一切ありませんが、今後記事の内容が誤解や困惑を招かぬよう、前もって説明させていただきます。

 

小さい頃からいろんな文化に触れさせてもらって、次元問わずたくさん浴びてきました。数え切れない沼、いつの間にか大きく育ったどデカい感情、これらをどうすればいいんだ!?と悩む先、「ブログを書いてみる」という選択肢が出てきました。

そして、だいぶ前にはてなブログのアカウントを開設しましたが、よし!書こう!という気持ちがなかなか起きず、しばらく放置してしまいました。

どうして急に書く気になったかというと、2022年1月22日・23日に開催されたIDOLiSH7というグループの単独ライブが良すぎたからです。ふざけるように見えますが、まさにこれが引き金になったのです。とにかくライブが良すぎて、オタクの血が騒ぎ、感情が大きく翻弄され、これは書かなきゃ!という気にやっとなれたのです。ありがとうIDOLiSH7

 

ちなみにこのライブにつきましては、ライブの配信も絶賛販売中です!気になった方は下記URLにてご覧ください。いいもの、観れますよ。そしてなんと海外配信も実施しております!ありがとう世界のIDOLiSH7

 

オタク気質が出てしまって話が逸れましたが、これからはこの調子でいろんなジャンルやコンテンツの話をして、自分のペースで記事を書いていこうと思います。どうぞよろしくお願いします!